『エリン・ブロコビッチ』は水質汚染から市民を守ったシングル・マザーの物語

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目次

作品データ

原題

『Erin Brockovich』

ジャンル 

社会派ドラマ

監督 

スティーブン・ソダーバーグ

出演

エリン・ブロコビッチ:ジュリア・ロバーツ

エド・マスリー:アルバート・フィニー

ジョージ:アーロン・エッカート

ドナ・ジェンセン:マージ・ヘルゲンバーガー

カート・ポッター:ピーター・コヨーテ

パメラ・ダンカン:チェリー・ジョーンズ

公開 

2000年

製作国 

アメリカ

上映時間 

130分

あらすじ

ここからは、ネタバレ多少あります

映画『エリン・ブロコビッチ』は、実在の人物であるエリン・ブロコビッチの半生を描いた作品です。

エリンは3人の子供を持つシングルマザーで、職探し中に交通事故に遭います。

弁護士のエドワードに助けてもらいますが、裁判に負けてしまいます。

エリンはエドワードの事務所で働くことになり、ある日、水質汚染の証拠を見つけます。

鑑賞後の感想

強大な権力に立ち向かうシングルマザーのエリンの活躍に感動しました。

興味を持たれた方は、ぜひご覧になってみてください

物語

ここからは、多くのネタバレがあります

映画「エリン・ブロコビッチ」は、実話に基づいた映画です。

主演はジュリア・ロバーツで、彼女はアカデミー賞を受賞しました。

この映画は、離婚したばかりのシングルマザーであるエリン・ブロコビッチが、弁護士事務所で働き始めるところから始まります。

エリンは、事故で負傷したクライアントの書類を調べているときに、カリフォルニア州の町ヒンクリーに住む人々が、水道水に含まれる有害物質クロム6によって癌やその他の病気になっていることを発見します。

また、水道水を供給しているパシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社(PG&E)が、住民に対して隠蔽工作をしていることも突き止め、自分の上司である弁護士エド・マスリーと協力して、PG&Eに対する集団訴訟を起こします。

そして、エリンは、ヒンクリーの住民たちと親しくなり、彼らの信頼を得て、証拠や証言を集めに奔走します。

PG&Eは、エリンやエドに圧力をかけて和解を迫りますが、彼らは断り、最終的に、裁判ではなく仲裁で解決すること選択します。

仲裁では、PG&Eが3億3300万ドルの賠償金を支払うことが決まります。

この金額は、アメリカ史上最大の直接和解金です。

エリンは、自分の功績によって200万ドルの報酬を受け取りますが、それ以上に住民たちの笑顔や感謝の言葉に喜びます。

そして映画は、エリンが自分の子供たちと抱き合うシーンで終わります。

ネタバレ含む感想

シングルマザーで弁護士事務所の事務員として働いているエリンが、汚染の被害者たちと親しくなり、彼らのために闘うことを決意し、汚染を起こした強力な権力と資金を持つ企業に困難に負けずに立ち向かっていくエリンに感動しました。

ジュリア・ロバーツが演じたエリンは、魅力的でパワフルなキャラクターで、彼女の演技は、アカデミー賞を受賞するにふさわしいものだと思いました。

まとめ

『エリン・ブロコビッチ』は、環境問題と社会正義をテーマにした映画です。

実在の人物であるエリン・ブロコビッチは、水質汚染を引き起こした強大な権力と資金力を持つ大企業に対して、法律知識のないシングルマザーとして闘い、史上最高額の和解金を勝ち取りました。

この映画は、エリンの強い信念と勇気、そして人間味あふれるキャラクターを描き、観客の共感を呼びました。

主演のジュリア・ロバーツは、この役でアカデミー賞の主演女優賞を受賞しました。

この映画のテーマ曲は、シェリル・クロウの「Everyday Is A Winding Road」です。

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