『ザ・ブリザード』は1952年に起きたアメリカ沿岸警備隊の救出劇を基に描かれた作品

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目次

作品データ

原題

The Finest Hours

ジャンル 

パニックアクション

監督 

クレイグ・ギレスピー

出演 

バーニー・ウェバー:クリス・パイン

レイ・シーバート:ケイシー・アフレック

リチャード・リヴシー:ベン・フォスター

ダニエル・クラフ:エリック・バナ

ミリアム・ペンティネン:ホリデイ・グレインジャー

ウォレス・クイリー:ジョン・オーティス

アンディ・フィッツジェラルド:カイル・ガルナー

アーヴィン・マスキー:ジョン・マガロ

フランク・ファウテウックス:グレアム・マクタヴィッシュ

製作国 

アメリカ

公開年 

2016年

上映時間 

118分

あらすじ

ここからは、ネタバレ多少あります

冬の北大西洋を航行していた巨大タンカー「SSペンドルトン号」が激しい嵐に遭遇し、船体は真っ二つに割れてしまいます。

 船長は海に投げ出されて死亡し、残された32人の生存者は船尾部分に取り残されます。

 一等機関士のレイ・シーバートは、船を浅瀬に座礁させて沈没を遅らせるとともに、救助信号と汽笛を鳴らして救助を待ちます。

一方、アメリカ沿岸警備隊のチャタム支局では、司令官のダニエル・クラフが救助隊を派遣します。 

しかし、大型の船はすでに別の遭難事故に出動しており、残っているのは定員12人の小型木製救助艇だけです。 

それでも救助に志願したバーニー・ウェバーは、同僚のリチャード・リヴシー、アンディ・フィッツジェラルド、アーヴィン・マスキーの計4人で出発します。

バーニーたちは荒波にもめげずに進んでいきますが、途中でコンパスを失ってしまいます。 

それでもなんとかペンドルトン号の位置を見つけ、生存者を救助艇に乗せていきます。

しかし、救助艇の定員を大幅に超えており、船はいつ沈むかわかりません。

果たして、バーニーたちは無事に港に帰ることができるのでしょうか? 

鑑賞後の感想

嵐の海での観ていてハラハラドキドキするパニック・アクション映画で面白かったです。

実話をベースにしていてとてもリアルでした。

興味を持たれた方は、ぜひご覧になってみてください。

物語

ここからは、多くのネタバレがあります

1952年2月、沿岸警備隊員のバーニー・ウェバーは、電話交換手のミリアム・ペンティネンと恋に落ち、結婚の約束をします。

2月18日、北大西洋を航行中のタンカー・ペンドルトン号は、激しい嵐に遭遇し、船体に亀裂が入り真っ二つになります。

船首部分は沈没し、船尾部分には32人の生存者が取り残されます。

沿岸警備隊のチャタム支局は、別のタンカー・マーサー号の遭難事故に対応しており、ペンドルトン号の事故に気づきません。

ペンドルトン号の生存者たちは、一等機関士のレイ・シーバートの指揮の下、救助を待つ間、船の沈没を避けるための工夫をします。

一方、救助を待ちきれない一部の船員は、救命ボートで脱出しようとしますが、失敗に終わります。

チャタム支局の指令官ダニエル・クラフは、ペンドルトン号の事故を知り、バーニーに救助に向かうよう命じます。

バーニーは、リチャード・リヴシー、アンディ・フィッツジェラルド、アーヴィン・マスキーの3人の仲間と共に、定員12人の小型木製救助艇で出発します。

バーニーたちは、ブリザードの中で高波に何度も飲見込まれながらも、ペンドルトン号を探します。

途中、救助艇のコンパスがなくなってしまいますが、バーニーは感覚を頼りに進んでいきました。

そしてついにバーニーたちは、ペンドルトン号を発見し、救助艇を船に接近させます。

バーニーたちは、救助艇にペンドルトン号の生存者たちを乗せていきますが、救助艇の定員は12人であり、32人全員を乗せることはできません。

しかし、船は沈没の危機に瀕しており、一度港に戻って引き返す時間はないとバーニーは判断し全員を乗せることにします。

最後にシーバートが乗り、その直後に船は沈んでしまいました。

バーニーたちは、救助艇に乗った32人の生存者と共に、チャタムに帰還しようとしますが、コンパスがないため、方向が分かりませんが波に乗って進んでいきました。

そして、彼らは暗闇の中桟橋に集まったチャタムの人々が照らす車のライトを見つけて、無事に帰還することができました。

バーニーとミリアムは、予定通りに結婚することになりました。

ペンドルトン号の救出に向かった4人には、名誉のメダルが贈られました。

ネタバレ含む感想

ペンドルトン号がいつ沈んでしまうかハラハラしました。

バーニーたちの勇敢さに感動しました。

32人が無事に港に戻れて良かったです。

まとめ

『ザ・ブリザード』は、1952年にアメリカ沿岸警備隊が史上最大級のブリザードの中で巨大タンカーの乗組員を救出した実話を基にしたパニック・アクション映画です。

この映画のテーマは、人間の勇気と友情、そして愛です。

主人公のバーニーは、恋人のミリアムと結婚することを決めたばかりですが、危険な救出任務に志願します。

タンカーに残されたレイは、仲間たちをまとめて生き残るために奮闘します。

バーニーとレイは、それぞれの信念と愛する人のために、不可能に挑む姿が描かれています。

この映画は、人間の強さと弱さ、そして希望を感じさせる作品です。

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