作品データ
原題
We’re No Angels
ジャンル
クラシック
監督
マイケル・カーティス
出演
ジョセフ:ハンフリー・ボガート
アルバート:アルド・レイ
ジュールス:ピーター・ユスティノフ
フェリックス:レオ・G・キャロル
アメリー:ジョーン・ベネット
イザベル:グロリア・タルボット
アンドレ:ベイジル・ラスボーン
製作国
アメリカ
公開年
1955年
上映時間
106分
あらすじ
ここからは、ネタバレ多少あります
1895年、悪魔島から脱獄したジョゼフ、ジュールス、アルバートの3人は、港町カイエンヌに逃げ込みます。
3人は強盗目的で雑貨屋に入ります。
店主のフェリックスは人の良いお人好しで、妻のアメリー、娘のイザベルと共に幸せに暮らしています。
そして、3人はフェリックスに雇われることになります。
ある日、フェリックスのいとこで店の経営者であるアンドレが帳簿を見にやってきます。
彼は、金の亡者で、フェリックスを解雇しようとしますが、3人はそれを阻止しようとします…
鑑賞後の感想
3人の囚人たちが主人公の心温まるコメディ作品で、面白かったです。
リメイク版があるそうなので、そちらも見てみたいと思いました。
興味を持たれた方は、ぜひご覧になってみてください。
物語
ここからは、多くのネタバレがあります
1895年のクリスマスイブ、悪魔島から脱獄したジョゼフ、ジュールス、アルバートの3人は、カイエンヌの港町に逃げ込みます。
ジョゼフは詐欺師、ジュールスは金庫破り、アルバートは殺人犯というそれぞれの特技を持っています。
3人は強盗目的で、人の良い雑貨屋の店主フェリックスの店に入りますが、彼の家族に同情して、店の手伝いを始めます。
しかし、店の経営者であるフェリックスのいとこアンドレが、甥のポールと共に帳簿を調べにやってきます。
アンドレは、金の亡者で、フェリックスを解雇しようと企んでいます。
3人の囚人は、フェリックスとその家族を助けるために、アンドレに対して様々な策略を仕掛けます。
そうした中で、彼らはフェリックス一家に友情と家族の温かさを感じるようになります。
3人の囚人は、アンドレを追い払い、フェリックスとその家族に感謝の言葉を述べて店を去ります。
ネタバレ含む感想
人のいいフェリックス一家を助けるため、金の亡者のアンドレを退治し、意図せずポールも退治してしまった3人は、天使だと思いました。
クリスマスに見るのにぴったりなハートウォーミングなコメディ作品であり、感動作です。
まとめ
この映画は、悪魔島から脱獄した3人の囚人が、強盗に入った雑貨屋の経営不振に同情して、店を手伝うようになったことから起こる騒動をハートウォーミングに描いた作品です。
フランスの劇作家アルベール・ユッソンによる戯曲『La Cuisine Des Anges』を原作としたブロードウェイ舞台劇『My Three Angels』を映画化したものです。
1989年にニール・ジョーダン監督、ロバート・デ・ニーロ主演でリメイクされています。
映画のテーマは、人間の善意と悪意、そして奇跡です。
3人の囚人は、自分たちの特殊能力を使って、雑貨屋の一家の様々な問題を解決していきます。
そして、クリスマスの夜に起こる奇跡を通して、自分たちの罪と向き合うことになります。
この作品は、人間の善意や悪意、罪と罰について、ユーモアと感動を交えて問いかけています。