作品データ
タイトル
ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
原題
Darkest Hour
ジャンル
戦争ドラマ
監督
ジョー・ライト
出演
ウィンストン・チャーチル:ゲイリー・オールドマン
クレメンティーン・チャーチル:クリスティン・スコット・トーマス
エリザベス・レイトン:リリー・ジェームズ
国王ジョージ6世: ベン・メンデルソーン
ハリファックス子爵:スティーヴン・ディレイン
ネヴィル・チェンバレン: ロナルド・ピックアップ
製作国
イギリス・アメリカ合作
公開
2017年
上映時間
125分
あらすじ
ここからは、ネタバレ多少あります
1940年、ナチス・ドイツが猛威をふるうなか、チェンバレンの後任としてチャーチルが英国首相に就任した。
国内に政敵を抱え、陥落寸前のフランスからの知らせに苦悩するチャーチルは、ダンケルクの海岸で窮地に追い込まれた兵士たちの救出に取り組むことになります。
第2次世界大戦中にイギリスを率いたチャーチルの、首相就任からダンケルク大撤退までの27日間に焦点を絞り、ヒトラーとどう向き合うべきか選択を迫られる姿を映し出す。
チャーチルになりきった名優ゲイリー・オールドマンの演技も見どころです。
鑑賞後の感想
第二次世界大戦中の知られざる歴史の舞台裏を見られて面白かったです。
興味を持たれた方は、ぜひご覧になってみてください。
物語
ここからは、多くのネタバレがあります
この映画第二次世界大戦中の激動の時代、首相に就任したばかりのウィンストン・チャーチルを主人公に、彼の決断とリーダーシップを描いています。
1940年5月、野党労働党は、ナチス・ドイツの猛攻に対して余りにも弱気過ぎるとして、英国首相ネビル・チェンバレンの辞任を要求します。
保守党の重鎮らはハリファックス卿を後継者にしたいと考えていますが、ハリファックスは今は自分の出番ではないと考えています。
チェンバレンは、野党が首相として受け入れるであろう唯一の人物を選びます。
海軍大臣ウィンストン・チャーチルは、戦前からアドルフ・ヒトラーの危険さを正確に予言していましたが、議会での評判は悪いです。
ドイツが西欧諸国に侵攻する中、チャーチルは新しい秘書のエリザベス・レイトンが口述筆記の際に聞き間違いをしたことを理由に厳しい態度を取り、妻のクレメンタインから叱られます。
チャーチルはフランス首相ポール・レノーを訪問しますが、フランスの首相はフランス戦線で連合国が負けていることを認めないため、チャーチルは激怒します。
フランクリン・ルーズベルト米国大統領はチャーチルの窮状に同情的ですが、孤立主義的な議会と中立法によって彼の行動は制限されています。
チャーチルはダンケルクから軍を民間船舶で撤退させる作戦を立て、人々の支持を得ます。
ネタバレ含む感想
地下鉄で、市民とチャーチルが議論するシーンが良かったです。
チャーチルのヒトラーからヨーロッパの自由が取り戻すための決意を議会で演説するシーンが感動的でした。
まとめ
この映画は、ジョー・ライト監督が制作したイギリスとアメリカ合衆国の戦争映画です。
この映画は、第二次世界大戦中の激動の時代を背景に、首相に就任したばかりのウィンストン・チャーチルを主人公としています。
ストーリーは、ナチス・ドイツの猛攻に対する英国の対応と、チャーチルのリーダーシップ、疑念、信頼の危機に焦点を当てています。
映画は、チャーチルがどのようにしてヒトラーとの和平交渉を拒否し、徹底抗戦を選択したか、そしてその過程で彼が直面した政治的な困難や個人的な苦悩を描いています。
特に、ダンケルクの海岸で窮地に追い込まれた連合軍の兵士たちの救出作戦「ダイナモ作戦」におけるチャーチルの決断は、映画の重要なテーマの一つです。
また、ゲイリー・オールドマンがチャーチルを演じ、その演技と特殊メイクが高く評価されています。
映画は、チャーチルの孤独を恐れずに突き進む姿勢や、言葉を武器として使うリーダーシップを描いており、観客に強い印象を与えています。
この映画は、歴史的な背景を持つドラマとして、観客に英国のプライドとチャーチルの魅力を伝える作品となっています。